2018 漢字一文字
2018年 01月 06日
悲しいことに、
私の心の拠り所だったPHENOMENAブログを予告なく取り上げられ(アクセス出来なくなって)から
不慣れなレイアウトの新ブログでの記録意欲が、遠のいてしまっていた。
それでも、日々の気付きは他でもない自分の為に記していきたいと奮起しページを開きました。
さて毎年恒例、一人で続けている漢字一文字ですが
昨年はひねり無しで「語」でした。
これはですね、
苦しい。
いえ、まだまだ苦しみは続きますが。
まず、英語。
これは、レストランのゴミ箱から矯正器リテーナーをカムバックさせる程度の力はあるものの
(え、ソレは語学じゃなくてただの執念...?)
私は米語で娘達は英語、細部に違いがあり不慣れ且つ
インターらしくママさん達との会話には独特さも交じるので
慣れるのに時間が掛かりました。
小学生も高学年になると使う語彙のレベルは想像以上で、
親子で宿題に追われる日々でした。
いえ、勿論まだまだ苦しみは続きますが。
そして当然、露語。
Pをアール、Hをエヌ、gをディー、xをハーと読み
はぁ、何言ってるの?という具合に続き、
その羅列の長ーい単語を組み合わせても
英語でいうところの「行く」が
go → went → gone とたったの3パターンしかないところが
露語は語尾変化が手伝って 50パターンという荒業。
「私、行きまーす!」すら、正確に言えない。
まぁ、ひとつ、
1~10までの読みを調べて頂ければ
この国の言語の大変さの片鱗を覗けるでしょう。
ワン、ツー、スリー、の比じゃない。
しかしながら、日本語はまた違った難しさと言えるでしょう。
当然、「漢字」まで手を広げれば、無限大。
露語でさえ、主格「私」は「Я(ya)」しかないものの
日本語では
私、僕、俺、あたい、わい、我、ウチ、おいどん... まだまだ探せばある「私」。
その語一つで、話し手の風貌、性格まで見えてくる奥の深さ。
日本語スゴイ。
敬愛する米原万里さん曰く、
語派は大きく分けると3パターンあるらしく
英、露、日はそれぞれ3つにグループに所属するそうで、
日本人がここで露語の造りを理解するとその外の言語の根幹を知れると、
そこを知れるとマルチリンガルへの道が開けると
...仰っていました。
根幹ね。理屈はわかるんだけど...記憶力..。
ええと、本題は漢字一文字だった。
「語」の根が深すぎて。
ところが、流石なことに
ここにいると、涼しい顔したこの3パターンの三カ国マスターママさんはおられるのです。
(語派が同じでマルチリンガルより包括範囲が広いから心底尊敬します。)
どんな服や宝石を持っているより、強く憧れる。
憧れが近くにいると、私も頑張りたい。近づきたい。
というわけで、
引き続き、この課題は今年も。
そして、2018年の漢字は~~~
これまたひねり無しで、...「健」!!
もうとにかく、健康一番!!
ハードシップの高い国にいると、希望は基本にかえり
大切なものの本質が見えますね。